うさぎ しつこいですが、うさぎ はメーリングサービスの業者です。

今日はとあるお客様からのご相談・・・。

固定資産税の納付書部分はコンビニ収納対応納付書に昨年移行できました。本+バラの封入もうさぎで行い、製本ミスやクレームもゼロです。
これには全く問題はないのですが・・・・・、
  「納付書に対応している、固定資産の課税明細書を納付書と同じ封筒に封入したい」   ・・・・・、というお問い合わせです。

うさぎ これはなかなか奥が深いですな~。
業者の立場からすれば単に仕様に合わせて機械化すれば良いだけです。単純に2チャンネルのインサーターでブッキングと明細を封入するだけです。
たとえば当社ならEZフィーダーを1チャンネルとし、カッターを2チャンネルとして使用すれば良いだけです。
ただそういう要望が今までなかったのですが、もし行うとすれば問題はないと思います。
可能か不可能かならば確実に可能だと思います。
完全に機械作業でマッチングができるので納付書と明細書が誤封入と言うことは無いです。

ただし・・・
問題1 EZフィーダーでOMRは困難ですので、1チャンネル目の納付書は通数のOCRを読み取り、EAN128と厚みを計測、2チャンネル目は通常のOMRを読み取りマッチング封入して、トータルの厚みと窓連番検査をする・・・・・というシステムは考えることは可能ですが、1通封入単価が25~30円くらいになってしまうと思います。でもランニング速度は軽く見ても4000通/時間は行くでしょう。

問題2 当然ですが納税通知は入札です。機械化することでセキュリティーをあげても同程度のセキュリティーの業者がライバルではないのです。ライバルは手作業だったりします。価格では手作業には絶対勝てません。官公庁は入札は激しく競争させるべきと思っているハズ・・・?なので仕様を厳しくすることは嫌うと思います。たとえば機械化した手順と封入ログの提出なんて事を仕様に追加したら入札が成り立たなくなるかも・・・・。

問題3 官公庁が機械化に非協力的です。「OMRマークを入れて欲しい」なんて自動車税の様な大型の物件ならともかく、うさぎが受託している数千程度の物件ではまずあり得ない。基本的にシステム変更を行わないというのがスタイルです。生データ渡しならともかく、用紙渡しの場合は手作業になってしまいます。
マッチング封入の難しさに気がついている業者と、難しさに気がついていない業者は、残念ですが官公庁から見れば同じ扱いです。



提案・・・・・、価格のみという入札の選定条件をクォリティや第3者機関認証、また作業ログの提出の義務化などが必要かと・・・・。
でも間違った方向に行くと癒着の温床です。ここらあたりの線引きができる官公庁だと良いのですが・・・。

うさぎ の方針はクォリティーは高く、価格は安く、納期は短くです。ここでも「うまい 安い 早い」です。
入札は激しいほど良いと思います。
同程度の作業工程で同程度の設備で同程度のクォリティなら安い方が企業努力しているハズです。
価格はある程度クォリティーに比例すると思います。

機械化すれば安くなるという方も一部にいらっしゃいますが、それは「単に機械化」しただけのお話です。
高度に機械化すれば高くなります。このあたり仕様に謳っていただきたいです。
考えられるミスについて対策が有るというのは最低条件だと思います。昨年こんなミスが有ったけど、どんな対策ですか?と入札業者を詰問するのは当然だと思います。
来年も対策なしの業者もOKというのは役所が怠慢です。



今日は仕事の話でつまらなかったですね。
次回がんばります。






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