更新日:2013,11,12,Tuesday 更新者:ezawa

実は・・・
「今回はほぼ落札できない・・・」 と思っていました・・・。が、何とか落札することができました。
酒田市役所様の作業は仕様としては「大変に面倒な仕様」となっています。
これはセキュリティとクォリティを高いレベルで維持するためです。
2チャンネルインサーターのOMR開示と1通ごとのデータのマッチングやコンビニ収納のGS1-128バーコードの封入作業ログのマッチング、またそれらの自治体様から事前にいただけるデータとのマッチングなど、
「他の自治体様では絶対に求められない、品質に対する証拠の提出」が義務づけられているのが最大の特色です。
このあたりちょっと難しいのですが、ムリムリに言い換えて、
「品質は間違いないので保証書をつけます」という家電製品に例えれば、
「品質は間違いないという証拠をつけます」という家電製品と言うことでしょうか?
家電ではごくたまに壊れている・・・という事があります。まぁ無償保証で直していただけるのですが、
これを「製品が壊れていない事を証明するために、製造方法ごとに製造過程を記録し、基準の品質が満たされている標準完成原形と1つずつ比較したデータを検査方法と検査結果を証拠として添付する」という事でしょうか?
だから1つも不良がないという家電製品です。
ちょっと無理があるたとえですが・・・。



これがコンビニだと・・・、
製造時刻から製造工場、原材料の表示は当然です。中身が外の表示と間違っているなんてあったら大問題って言うことでしょうか?
要は1個ごとに履歴があります。しかもバーコード管理です。









ではありません。
では何が面倒かと言いますと・・・・、
通常は自治体様からデータをいただけない ので 「完成形のデータをいただく」 というのが最大の問題です。
面倒なのはなんと「酒田市役所様」で

どうせ「読ませられるものは読めと言われなくても最初から読んでいる」 ので・・。今までも他の自治体様でも読んで記録してますから。
データをいただけるとのことなので「元データと作業記録を付き合わせました」ってことだけです。なので面倒ではないです。
おにぎりを、誰が、いつ、何グラムの米を、何ニュートンの圧力を掛けて、握りの回数は何回で、中身の具は何グラムで、海苔の厚み形状香りの品質は均一で、さらに、完成したおにぎりは標準型おにぎり原形と比較し、外観、重量、形状、味、まで一緒で、さらに、おにぎり原形との比較を行ったデータを提出するという事ですね。

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| ブログ::出張はつらいよ | 05:59 PM |
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